引っ越しや他社への乗り換えなどで現在契約中の低圧電力を解約する場合は、所定の手続きが必要となります。
この記事では、低圧電力の契約を変更・解約する場合の手続きと、解約時の注意点を解説。
解約せずに低圧電力の使用料金を抑える方法なども紹介しているので、低圧電力を契約中の方はぜひ参考にしてみてください。
低圧電力の契約を解約するときの手続きは?
まずは、低圧電力の契約変更や解約を行う場合の手続き方法を詳しく見ていきましょう。
また解約する際の注意点として、手数料や違約金などの有無についても解説していきます。
契約プランを変更する場合
契約プランの変更が必要なケースとして、低圧電力(従量電灯プラン)から低圧電力(動力プラン)に切り替える場合、また各プランの契約電力を上下させる場合などが挙げられます。
このような場合は、基本的に契約している電力会社のWebサイトから手続きを行えるようになっています。
Webサイトに契約変更のページがない場合は、カスタマーセンターに連絡して契約変更を依頼しましょう。
なお変更の内容によってはアンペアブレーカーの取り替え工事が必要となる場合もあるため、余裕をもって相談することをおすすめします。
引っ越しに伴って解約する場合
引っ越しに伴って低圧電力を解約する場合は、契約変更の場合と同様、電力会社のWebサイトまたはカスタマーセンターから手続きを行います。
解約手続きの際は以下の情報を求められる場合があるので、すぐに提示できるよう準備してから手続きを進めましょう。
- お客様番号(検針票に記載されています)
- 契約者の名前
- 現在の住所
- 引っ越し先の住所
- 引っ越しの日時
- 電気料金の支払い方法(口座振替・クレジットカード・払込用紙)
なお解約した月の電気料金については、前回の検針日から使用停止日までの期間における使用量を日割り計算した金額が請求される形になります。
従来の支払い方法で支払うことも可能ですし、使用停止日に検針員に立ち会ってもらい、その場で精算するといったことも可能です。
他の電力会社へ切り替える場合
現在は電力自由化によって任意の電力会社を選択できるようになっており、電気料金の最適化のために異なる電力会社へ乗り換えるというケースも考えられるでしょう。
このような場合は、新規に契約する電力会社側で解約の手続きを代行してくれるため、現在契約している電力会社に解約の連絡を入れる必要はありません。
ただし新しい電力会社を契約する際に以下の情報を求められる場合があるので、こちらを準備したうえで手続きを進めるとスムーズです。
- 供給地点特定番号(検針票に記載されています)
- 現在契約している電力会社のお客様番号(検針票に記載されています)
- 新しい電力会社での契約プラン
- 電気料金の支払い方法(口座振替・クレジットカード・払込用紙)
支払い方法の選択肢は電力会社によって異なります。
中にはクレジットカードのみの対応となっている電力会社もあるため、契約前にしっかり確認しておきましょう。
手数料や違約金は?知っておくべきポイント
低圧電力の契約を解約するにあたって、手数料や違約金が発生することは基本的にありません。
ただし、2年契約が条件となっているプランで期間中に解約した場合など、一定の要件を満たす場合に違約金が生じるケースもあるため、解約前に契約内容を確認しておきましょう。
例として、東京電力(東電)の契約プランの中で解約金が発生するプランをご紹介します。
東京電力では、下記プランの契約期間満了日から遡った2ヶ月の間以外で解約した場合に以下の解約金が請求される仕組みとなっています。(プラン変更・引っ越しの場合を除く)
プレミアムS/L プレミアムプラン |
1年契約:3,000円 2年契約:5,000円 |
---|---|
長期契約割引 (ビジネスパック2年割) |
5,000円~25,000円 (契約電力によって異なる) |
とくとくガスAPプラン | 2,400円 |
動力ブレーカーを落とせば基本料金が半額に!
低圧電力(動力プラン)の対象となる業務用機器の利用頻度が著しく低い場合など、「解約はできないけど使っていない期間の電気料金を節約したい」とお悩みの方もいるでしょう。
このような場合は、業務用機器が稼働しているときのみブレーカーを入れ、それ以外の期間はブレーカーを落としておくという方法がおすすめです。
多くの電力会社では、1ヶ月間の電力使用量がゼロだった場合に基本料金を半額にするという割引サービスを提供しています。
そのため、例えば業務用エアコンを導入していて夏季以外は使用しないといった場合、夏季以外はブレーカーを落としておくことで低圧電力の電気料金を大幅に削減できる可能性があります。
どの方法が最もお得?迷ったときは【ミナオス】へお問い合わせください
現在の電気料金が高いと感じる場合は、電気料金の見直しを専門に行うプロの業者へ依頼するのも1つです。
株式会社ミナオスでは、電気料金の見直しおよび最適化を行っており、より電気料金を抑えた契約方法・プランのご提案が可能です。
また電力会社の切り替えに伴う解約手続きは委任状をもとにミナオス側で代行するため、お客さま側での対応は必要ありません。
電気料金は基本料金や電力量料金などから構成されており、各料金単価は電力会社・プランによって異なります。
そのため、単に低圧電力(動力プラン)を解約するのではなく、電気料金を見直して最適なプランに変更する形でコスト削減を図ることも可能なのです。
ミナオスでは、実際に固定費の見直しを実施し、年間1,000万円以上のコスト削減に成功した事例もあります。
ガス・水道料金の見直しなども対応可能ですので、月々の固定費の節約でお悩みの方はぜひ一度ミナオスへお問い合わせください。
低圧電力を解約する方法まとめ
- 低圧電力の契約を解約する際は、電力会社のWebサイトまたはカスタマーセンターから手続きを行う
- 電力会社の乗り換えに伴う解約の場合は、新規に契約する電力会社側で解約手続きを代行してもらえる
- 電気料金が高いために解約するということであれば、一度見直しサービスなどを利用してプランの最適化を図るのがおすすめ
低圧電力(動力プラン)は基本料金が高くなりやすい契約プランですが、新電力の中には基本料金が安い電力会社もあり、契約プランを見直すだけでコスト削減が可能なケースも少なくありません。
ミナオスなら面倒な解約手続きも全て代行可能ですので、電気料金の節約方法やプラン選びでお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。