電気代を見直したいと思った場合、家電の使い方を工夫して電気の使用量を減らすことも大切ですが、そもそもの契約会社・プランを最適化し、根本からの節約を図る方がより効果的です。
この記事では、契約面から電気代を見直していくための3つの手順と、おすすめの新電力会社をご紹介。
世帯人数別の平均的な電気代もまとめているので、合わせて参考にしてみてください。
今の電気代は高い・安い?見直しが必要かチェック!
まずは、総務省が実施している家計調査(https://www.stat.go.jp/data/kakei/index.html)の2020年度の結果をもとに、世帯人数別の水道光熱費(電気代・ガス代・水道代)の平均額をご紹介。
水道光熱費の見直しをお考えの方は、現在の利用明細と下記の平均データを比較してみましょう。
1人暮らし | 2人暮らし | 3人暮らし | 4人暮らし | 5人暮らし | 6人暮らし~ | |
---|---|---|---|---|---|---|
電気代 | 5,791円 | 9,515円 | 10,932円 | 11,788円 | 12,471円 | 16,003円 |
ガス代 | 3,021円 | 4,354円 | 4,960円 | 5,202円 | 4,836円 | 5,073円 |
ほかの光熱費 | 702円 | 1,334円 | 1,195円 | 833円 | 1,089円 | 1,383円 |
上下水道料 | 2,172円 | 4,255円 | 5,528円 | 6,298円 | 6,737円 | 8,836円 |
合計 | 11,686円 | 19,459円 | 22,614円 | 24,121円 | 25,134円 | 31,295円 |
上表から、電気代は水道光熱費の約半分を占めており、家計にとって大きな負担となっていることが分かります。
平均と比較して現在の電気代が高いという場合は、次章で解説する方法を参考にして、契約の見直しを進めていきましょう。
なお、世帯人数別の水道光熱費の平均額に関する詳細は、別記事「水道光熱費の平均額はいくら?世帯人数ごとのデータと節約方法を徹底解説」をご参照ください。
電気代の見直し方法は?3STEPを確認
電気契約見直しの基本的な手順は以下の通りです。
- 現在の電気料金・契約プランを確認する
- シミュレーションを行って電気代がどのぐらい安くなるか確認
- 最適な電力会社・プランに契約を切り替える
それぞれの手順について詳しく見ていきましょう。
STEP1:現在の電気料金・契約プランを確認
まずは、現在契約中の電力会社・プランを確認します。
契約先の情報がよく分からない場合は、以下の方法で確認してみてください。
検針票・請求書の内容をチェック
検針票・請求書には、契約会社や顧客番号の他、供給地点番号・契約容量・プラン名などが記載されています。
紙の請求書を受け取るようにしている方は、自宅に届く請求書をチェックしてみましょう。
また紙ではなく、メールで明細を受け取っている方やWebで明細を確認できるようにしている方は、そちらから契約情報をご確認ください。
銀行通帳・クレジットカードの利用明細をチェック
電力会社・電気代については、引き落としのかかる口座の通帳やクレジットカードの利用明細から内容を確認することができます。
検針票・請求書と比較して得られる情報は少ないですが、最低限の契約状況が分かれば良いという場合はこちらもチェックしてみると良いでしょう。
STEP2:電気料金をシミュレーションしよう
現在の利用状況を把握できたら、シミュレーションサービスなどを活用し、契約の見直しによって電気代をどの程度安くできるのかを調べてみましょう。
すでにガスやインターネットとセット契約を結んでおり、契約会社はそのままにしておきたいという場合は、以下の方法で電気代の見直しを行います。
契約容量の見直し
契約容量とは、一度に使用できる電力量の上限を表すものです。
契約容量が大きいほど使用できる電力量も大きくなりますが、当然ながらその分電気代も高くなるため、生活に必要な容量をしっかりと理解して契約する必要があります。
以下は東京電力の従量電灯Bプランにおける契約容量ごとの基本料金単価です。
契約容量 | 料金単価(1契約あたり) |
---|---|
10A | 286.00円 |
15A | 429.00円 |
20A | 572.00円 |
30A | 858.00円 |
40A | 1,144.00円 |
50A | 1,430.00円 |
60A | 1,716.00円 |
契約容量40Aから30Aに下げるだけで、毎月286円も電気代を安くすることができます。
例えば、単身赴任やお子さんの独立などで一時的・恒久的に世帯人数が減少する場合、家庭内の電力使用量も少なくなることが予想されます。
世帯人数が変化したにもかかわらず、電気契約がそのままになっているという場合は無駄な電気代を支払っている可能性が高いため、一度契約容量を見直してみると良いでしょう。
支払い方法の見直し
電気代の支払い方法には、口座振替・クレジットカード・払込票といった種類があります。
払込票による支払いは手数料がかかる場合も多いため、現在の支払い方法がコンビニ払いなどになっている場合は、クレジットカード払いへの切り替えがおすすめです。
クレジットカード払いの場合、手数料がかからないのはもちろん、カードのポイント還元を受けることでお得に電気代を支払えるといったメリットがあります。
STEP3:料金の安い新電力会社と契約しよう
大手電力会社(北海道電力・東北電力・東京電力・北陸電力・中部電力・ 関西電力・中国電力・四国電力・九州電力・沖縄電力)と契約している場合は、電力自由化以降に登場した「新電力会社」への切り替えを検討してみるのも1つです。
現在は非常に多くの事業者が電気事業に参入してきており、その数は500社を超えるとも言われています。
新電力は大手電力会社からの電力供給を受ける形で運営しているケースが多く、自社で発電設備を持たないことから、大手電力会社よりも安い料金プランを提供できるのが特徴。
ライフスタイルに応じたプランを用意しているところや、ガス・インターネットとのセット契約で割引を受けられるところなど、豊富なサービスから適したものを自由に選択できます。
自身の生活に合うプランを契約できれば、電気代を大幅に節約することも可能になると言えるでしょう。
電気料金を見直すなら【ミナオス】へお任せください
電気代の見直しを行う際は、新電力会社との契約についても検討することをおすすめします。
しかし、新電力会社は非常に数が多いため、適切なプランを自力で探し出すことが難しい場合もあるでしょう。
そんなときは、電気代の見直しを専門に行っているプロの業者へ相談するのがおすすめです。
株式会社ミナオスでは、電気代の見直しをはじめ、ガス代や水道代といった各種固定費の見直し・最適化を実施しています。
生活スタイルに合わせたぴったりの新電力会社・プランのご提案が可能ですので、電気代の見直しでお悩みの方はぜひ一度ミナオスまでご相談ください。
まとめ
- 電気代の平均額は、一人暮らしの場合で約6,000円、二人以上の家庭では10,000円~15,000円程度となっている
- 電気代が高いと感じる場合は、契約容量・支払い方法・契約会社などの見直しを実施するのがおすすめ
- 新電力会社選びで迷う場合は、ミナオスのような見直し専門の業者へ相談するとスムーズ
新型コロナウイルスの影響で在宅時間が増え、自宅の電気代がこれまでよりも高くなってしまったとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
ミナオスでは、電力会社やプランの見直しによって、根本から電気代を安くするためのご提案を行っていますので、見直し方法でお悩み方はぜひ一度ご相談ください。