大手電力会社で電気料金の値上げが相次いでいますが、九州電力はどのような対応となっているのでしょうか。
この記事では、九州電力の低圧電力プランの料金一覧と値上げの有無について解説します。
また低圧電力を安く使用するポイント等もまとめているので、九州電力を契約中で電気料金が高いとお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
九州電力の低圧電力プランをチェック

まずは、現在の九州電力における低圧電力プランの料金一覧をチェックしていきましょう。
個人・家庭向け低圧電力(従量電灯A・B・C)
低圧電力(従量電灯A)
従量電灯Aは従量電灯の中で最も契約容量が小さいプランで、例えばアパートの共用部分(廊下・階段)の照明等を使用する方が契約を行います。
従量電灯Aには基本料金がなく、使用量に応じた電力量料金(使用量が一定未満の場合は最低料金)が請求される仕組みです。
九州電力の従量電灯Aの料金一覧は以下の通りです。
| 区分 | 単位 | 九州電力の単価 |
|---|---|---|
| 最低料金(最初の12kWhまで) | 1契約 | 314.79円 |
| 電力量料金(上記を超える) | 1kWh | 17.46円 |
低圧電力(従量電灯B)
従量電灯Bは従量電灯の中で最も一般的な電力プランで、一般家庭のほとんどが従量電灯Bを契約しています。
従量電灯Bは基本料金と電力量料金の合計額が請求される仕組みで、電力量料金については、電気使用量に応じて料金単価が変動する“三段階料金”が採用されています。
九州電力の従量電灯Bの料金一覧は以下の通りです。
| 区分 | 単位 | 九州電力の単価 | |
|---|---|---|---|
| 基本料金 | 10A | 1契約 | 297.00円 |
| 15A | 〃 | 445.50円 | |
| 20A | 〃 | 594.00円 | |
| 30A | 〃 | 891.00円 | |
| 40A | 〃 | 1,188.00円 | |
| 50A | 〃 | 1,485.00円 | |
| 60A | 〃 | 1,782.00円 | |
| 電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 17.46円 |
| 120kWhをこえ300kWhまで | 〃 | 23.06円 | |
| 300kWh超過分 | 〃 | 26.06円 |
低圧電力(従量電灯C)
従量電灯Cは従量電灯の中で最も契約容量が大きい電力プランで、主に電気使用量の多い家庭や個人商店・事務所等で契約されています。
従量電灯Cも基本料金と電力量料金の合計額が請求される仕組みで、電力量料金については三段階料金が採用されています。
九州電力の従量電灯Cの料金一覧は以下の通りです。
| 区分 | 単位 | 九州電力の単価 | |
|---|---|---|---|
| 基本料金 | – | 1kVA | 297.00円 |
| 電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 17.46円 |
| 120kWhをこえ300kWhまで | 〃 | 23.06円 | |
| 300kWh超過分 | 〃 | 26.06円 |
法人・事業者向け低圧電力(動力)
低圧電力(動力)は一般的に「低圧電力プラン」と呼ばれる電力プランのことです。
こちらは供給電圧が200Vとなっており、動力機器(業務用エアコンや冷蔵庫等)を使用する際に適しています。
九州電力の低圧電力(動力)の料金一覧は以下の通りです。
| 区分 | 単位 | 九州電力の単価 | |
|---|---|---|---|
| 基本料金 | – | 1kW | 1,012.00円 |
| 電力量料金 | 夏季(7月1日~9月30日) | 1kWh | 17.12円 |
| その他 | 〃 | 15.43円 |
低圧電力プランを安く使用するためのポイント



続いて、全国的な電気料金の値上げに対する九州電力の動きと、低圧電力を安く使用するためのポイントについて詳しく見ていきましょう。
電気料金の値上げはある?九州電力の動向
近年は新型コロナウイルスのまん延による世界的な経済停滞や、ウクライナ侵攻に伴うロシアの輸出入制限といった事由から燃料費調整額(燃料の価格変動に応じて加減される料金)が高騰傾向にあります。
このため大手電力会社の多くは2023年4月度から電気料金の値上げを実施する予定となっていますが、九州電力については、今のところ値上げの予定は発表されていません。
九州電力は元々原発の稼働率が高く、また工事のため運転を停止している玄海原発4号機(佐賀県玄海町)が2023年2月以降から再稼働する点等が値上げ回避の要因となっているようです。
とは言え、今後も燃料費調整額が高騰し続ければ九州電力でも値上げを避けられない状況となる可能性があるため、早い段階から節電に向けた取り組みを進めることが大切です。
一般的な節電ポイント
一般的な電気料金の節約方法としては、以下のような取り組みが挙げられます。
| 電気代の節約ポイント | 具体策 |
|---|---|
| 待機電力を減らす | 使っていない家電製品のコンセントを抜く 等 |
| 電化製品の手入れ | エアコンフィルターの掃除 等 |
| 設定温度の調整 | エアコンの設定温度を環境省の推奨値に合わせる(冷房28度・暖房20度) 等 |
| 古い家電の買い替え | 電力消費の激しい旧式家電から、節約を意識したエコ家電に買い替える 等 |
根本から節約するなら契約電力の見直しがおすすめ
単身赴任や子どもの独立等、何らかの理由で世帯人数が変化する場合は、新たな世帯人数に合わせて契約容量・契約電力の見直しを行いましょう。
例えば九州電力の低圧電力(従量電灯C)では、1kVAあたり297.00円が基本料金単価となっているため、契約容量を1kVA落とすだけで毎月297円(年間3,564円)の節約が可能です。
電気契約がそのままになっている場合は無駄な電気代を支払っている可能性が高いため、一度契約容量・契約電力を見直してみると良いでしょう。
電力会社の契約見直しも重要!
新電力会社とは、2016年の電力自由化以降に電気事業へ参入した事業者のことです。
自由化以前は九州電力をはじめとする各地域の大手電力会社が契約を独占していましたが、自由化によって新電力会社が多数参入し、現在は自由に契約先を選択できるようになっています。
よりライフスタイルに適した料金プランの契約が可能となったことで、電気料金の節約やポイント還元による利便性向上等が見込まれています。
おすすめの新電力会社【PinTでんき】



「PinTでんき」は東京電力のグループ会社が運営する新電力会社です。
PinTでは「PinTでんき」および「PinTガス」、「TEPCOひかり」(インターネット接続サービス)の3つのサービスを提供しており、それぞれの契約内容に応じて月々最大7%分のポイントを受け取ることができます。
| サービス料金合計額 | ポイント率 |
|---|---|
| 5,000円までの100円につき | 1pt |
| 5,000円をこえ20,000円までの100円につき | 3 pt |
| 20,000円をこえ50,000円までの100円につき | 5 pt |
| 50,000円をこえる100円につき | 7 pt |
例えばサービス料金の合計が30,000円の場合は1,000pt(5,000円×1%+15,000円×3%+10,000円×5%)が還元されるため、このポイントを利用してサービス料金を割引くことができます。
九州電力エリアで低圧電力をより安く使用したいという方は、ぜひPinTでんきへの切り替えをご検討ください。
PinTでんきのサービス概要は以下の通りです。
| 対応エリア | 全国 |
|---|---|
| 基本料金 | 297.00円(10A)~1,782.00円(60A) ※九州電力エリア・従量電灯Bの場合 |
| 電力量料金 | 第1段階(~120kWh):17.46円/第2段階(121~300kWh):23.06円/第3段階料金(301kWh~):26.06円 ※九州電力エリア・従量電灯B/Cの場合 |
| 割引サービス | ポイント還元 |
| 主なプラン | PinTでんきA・PinTでんきB・PinTでんきC・PinTでんき動力 |
| 支払い方法 | 口座振替・クレジットカード・払込票・SMSスマート決済 |
| 違約金・事務手数料 | なし |



九州電力の料金プランと節約のコツまとめ



- 九州電力では個人向け・法人向けの低圧電力プランを取り扱っている
- 全国的に電気料金の値上げ傾向となる一方、九州電力は現状維持の予定となっている
- 九州電力も値上げの可能性はゼロではないため、早い段階から節電の取り組みを行うのがおすすめ
現時点では、九州電力は低圧電力の値上げを行わないとしていますが、今後の価格変動によっては値上げの可能性も考えられるでしょう。
低圧電力の値上げが決定してから慌てることがないよう、早い段階から契約見直しや節電の取り組みを進めていきましょう。
電気代の適正化はミナオスにおまかせ
詳しくはこちら











