「低圧電力をおトクに契約したい…!」「電気料金を節約したい!」
そんな方には新電力会社でのご契約をおすすめしています。
この記事では、新電力会社でのご契約をおすすめする理由から電力会社選びのポイントまでを徹底解説。
低圧電力の新規ご契約や新電力会社への契約変更をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
低圧電力を契約しよう!概要や料金設定方法を解説
まずは、低圧電力について概要と料金設定方法を解説します。
低圧電力とは?動力プラン、従量電灯プランについて解説
低圧電力とは、文字通り「電圧の低い電力」。
具体的には、契約電力の目安が50kW未満の電力を指します。(電気の契約容量が50kW以上の場合は高圧電力)
低圧電力には2種類のプランがあり、電力使用量や使用方法によって区別されます。
以下の表がその2種類、低圧電力の「動力プラン」と「従量電灯プラン」の違いを示したものです。
動力プラン | 従量電灯プラン | |
---|---|---|
電気の送り方の違い | 三相(標準電圧200V) | 単相(電圧100V、もしくは200V) |
規模、使用機器のイメージ | 業務用冷蔵庫や業務用エレベーターがある小規模商業施設、事務所、マンション | 一般家庭 |
低圧電力の料金設定
低圧電力の場合、各プランの電気料金は以下の式で求めることができます。
<電気代=基本料金+電力量料金±燃料費調整額+再生可能エネルギー発電促進賦課金>
ここで、動力プランと従量電灯プランの料金単価を確認しましょう。
①従量電灯プラン料金表
電力会社 | 基本料金 | 電力料金(1kWhあたり) |
---|---|---|
北海道電力 | 341円(10A)~2046円(60A) | 23.97円(~120kWh)/30.26円(120~280kWh)/33.98円(280kWh~) |
東京電力 | 286円(10A)~1716円(60A) | 19.88円(~120kWh)/26.48円(120~300kWh)/30.57円(300kWh~) |
中部電力 | 286円(10A)~1716円(60A) | 21.04円(~120kWh)/25.51円(120~300kWh)/28.46円(300kWh~) |
関西電力 | 396円(1kVAあたり) | 17.91円(~120kWh)/21.12円(120~300kWh)/23.63円(300kWh~) |
九州電力 | 297円(10A)~1782円(60A) | 17.46円(~120kWh)/23.06円(120~300kWh)/26.06円(300kWh~) |
②動力プラン料金表
電力会社 | 基本料金 | 電力料金(1kWhあたり) |
---|---|---|
北海道電力 | 1287円 | 17.67円(通年) |
東京電力 | 1065.90円 | 17.37円(夏季)/15.80円(その他) |
中部電力 | 1144円 | 17.01円(夏季)/15.46円(その他) |
関西電力 | 1078円 | 14.43円(夏季)/12.95円(その他) |
九州電力 | 1012円 | 17.12円(夏季)/15.43円(その他) |
低圧電力の従量電灯プランは電力使用量、動力プランは季節によって1kWhあたりの電力料金が変わるのが特徴です。
そのため、低圧電力の従量電灯プランは、電気の使用量が多い施設であるほど、月々の電気代が割高になってしまうことも。
電気代が高いと感じる場合は、低圧電力の動力プランの切り替え等を検討してみましょう。
「なぜおトク?」新電力会社での低圧電力プラン契約
電気代を節約したいという方は新電力会社での契約がおすすめ。
ここでは、なぜ新電力会社での契約が電気代節約につながるのかを解説します。
新電力会社とは?
新電力会社とは、北海道電力、東北電力、中部電力、北陸電力、関西電力、四国電力、中国電力、九州電力、沖縄電力の地域電力会社10社以外の電力会社を指します。
以前は一般家庭に電力を提供できるのは地域電力会社10社のみでしたが、2016年に「電力の小売全面自由化(電力自由化)」以降は企業が自由に電力の小売りを行えるようになりました。
現在では、消費者は地域電力会社にしばられることなく、自己のライフスタイルに合わせて自由に電力会社を選択することができるようになりました。
新電力会社での契約はなぜおトク?
新電力会社での契約がおトクな理由は以下の通りです。
- 幅広いライフスタイルに対応!多種多様なプランを用意
- 大手電力会社と比較して基本料金が半額程度になるケースも
- おトクなセット割引で光熱費全体を見直し
- ポイント還元で賢く節約
※すべての新電力会社が上記のサービスを行っているわけではありません。
新電力会社ならではのおトクなサービスや豊富なプランの中から、自分のライフスタイルに合ったものを選択し、賢く節約することができます。
ただし、基本料金が安いプランの場合、電力量料金が高く設定されている可能性もあるので注意が必要です。



新電力会社の選び方を解説!
ここでは、新電力会社の選び方をご紹介します。
新電力会社での低圧電力のご契約をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
とにかく安く!価格面で電力会社を比較する場合
上記で紹介した式の中で、基本料金と電力量料金は電力会社によって異なります。
そのため、とにかく安い電力会社をお探しの場合は、これら2つの料金を見て他社と比較するとよいでしょう。
おトク感満載!ポイント還元率で比較する場合
電気料金に応じてポイントが付くプランを提供している電力会社が多くあります。
使った分だけポイント還元があることため、「絶対におトクになる」という点がポイント還元率で電力会社を選ぶメリットです。
プランが豊富!自分に合ったプランを選択して徹底的に節約
プランの選び方は多種多様。以下のような選び方があります。
- 動力プランor従量電灯プラン
- 時間帯や季節によって料金が変わるプラン
- 基本料金や最低料金が無料のプラン
まずはご自分の電力使用量を把握したうえで、プランごとの1kWhあたりの料金を比較してみましょう。



初めての新電力会社なら「PinTでんき」がおすすめ
ミナオスは初めて新電力会社で低圧電力をご契約される方に、「PinTでんき」をおすすめしています。
ここでは、PinTでんきのおすすめポイントをご紹介します。
おすすめポイント① 電気料金をポイント還元でお得に節約!
PinTでんきでは、契約内容に応じて月々最大7%分のポイントを受け取ることができる仕組みとなっています。
使えば使うほどポイントが貯まるのが嬉しいポイント!
このポイントはサービス料金の割引に利用できるため、基本料金の節約に効果的です。
またT-POINTや楽天ポイント等に交換して普段のショッピングに流用することや、お好きなギフトに交換することもできます。
おすすめポイント② 切り替え手続き・解約手数料0円!
PinTでんきでは、解約に関する手続きで料金を求められることはありません。
そのため、安心して気軽に切り替えを試すことができます。
新電力会社を初めて利用する方や他社からの乗り換えをお考えの方はぜひ利用してみてください。



記事まとめ
この記事では、新電力会社でのご契約をおすすめする理由から電力会社選びのポイントまでを解説しました。
料金の算定方法の確認や利用明細に基づいたシミュレーションなどを効率的に行いたい場合は、料金見直しのプロに相談する方法がおすすめです。
株式会社ミナオスでは、20年以上の経験を持つコンサルタントが電気料金・ガス・水道・固定資産税といった様々な固定費の見直しをお手伝いしています。
全体で1,000万円近くのコスト削減に成功した事例もあるので、固定費の削減でお悩みの企業様はぜひ一度ご相談ください。