電力会社が提供する「従量電灯B」・「従量電灯C」は、いずれも一般的な電力プランの1つですが、どのような違いがあるのかよく分かっていないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、従量電灯B・Cの特徴と違い・選び方について解説していきます。
それぞれのプランで共通する節約方法もまとめているので、電気契約のプラン選びでお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
【中部電力ミライズ】従量電灯B・Cの違いと選び方

まずは、従量電灯Bと従量電灯Cの特徴や主な違いについて詳しく見ていきましょう。
なおここでは参考として、大手電力会社の1つ「中部電力ミライズ」の料金プランを元に比較していきます。
従量電灯Bプランの特徴
従量電灯Bとは、10A~60Aを契約容量とする電力プランです。
従量電灯の中で最もスタンダードな電力プランで、一般家庭のほとんどが従量電灯Bまたは従量電灯B相当のプランを契約しています。
従量電灯Bは契約容量ごとに基本料金が違い、中部電力ミライズでは以下のように設定されています。
| 契約容量 | 単位 | 基本料金 |
|---|---|---|
| 10A | 1契約 | 286.00円 |
| 15A | 〃 | 429.00円 |
| 20A | 〃 | 572.00円 |
| 30A | 〃 | 858.00円 |
| 40A | 〃 | 1,144.00円 |
| 50A | 〃 | 1,430.00円 |
| 60A | 〃 | 1,716.00円 |
また従量電灯Bの電力量料金は電気使用量によって料金単価に違いがある“三段階料金”となっており、中部電力ミライズにおける各段階の料金単価は以下の通りです。
| 単位 | 料金単価 | |
|---|---|---|
| 電力量料金 | 1kWh | 最初の120kWhまで:21.04円 |
| 〃 | 120kWhをこえて300kWhまで:25.51円 | |
| 〃 | 300kWhをこえた分:28.46円 |
従量電灯Bの最終的な電気料金の計算方法は以下の通りです。(燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金は割愛)
契約容量ごとの基本料金+21.04円×120kWh+25.51円×180kWh+28.46円×(使用電力量-300kWh)
従量電灯Cプランの特徴
従量電灯Cとは、6kVA~50kVA未満を契約容量とする電力プランです。
従量電灯の中で最も契約容量が大きいプランのため、平均よりも電気使用量の多い家庭や、個人商店・事務所等で契約されるプランとなっています。
従量電灯Cも電気使用量によって料金単価に違いがある三段階料金制となっており、中部電力ミライズにおける基本料金単価および各段階の電力量料金単価は以下の通りです。
| 単位 | 料金単価 | |
|---|---|---|
| 基本料金 | 1kVA | 286.00円 |
| 電力量料金 | 1kWh | 最初の120kWhまで:21.04円 |
| 〃 | 120kWhをこえて300kWhまで:25.51円 | |
| 〃 | 300kWhをこえた分:28.46円 |
従量電灯Cの最終的な電気料金の計算方法は以下の通りです。(燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金は割愛)
286.00円×契約容量(kVA)+21.04円×120kWh+25.51円×180kWh+28.46円×(使用電力量-300kWh)
従量電灯B・Cの違いを比較
従量電灯B・Cの違いをまとめると以下のようになります。
| 従量電灯B | 従量電灯C | |
|---|---|---|
| 契約容量の違い | 10A~60A | 6kVA(≒60A)以上50kVA(≒500A)未満 |
| 基本料金の違い | 10Aごとに設定されている | 1kVAあたりの単価が設定されている |
| 対象者の違い | 一般家庭 | 電気使用量の多い家庭・商店・事務所等 |
従量電灯Bよりも従量電灯Cの方が契約容量が大きいため、基本的には電気料金も従量電灯Cの方が高くなります。
例えば「もともと電気機器の使用頻度が高かったため従量電灯Cを契約していたが、仕事や家族構成の変化によって使用する電気機器が少なくなった」という場合、従量電灯Bに変更することで料金を安くできる可能性があるでしょう。
なお最低料金制を採用している電力会社(関西電力・中国電力・四国電力・沖縄電力等)では、10A~60Aの契約を「従量電灯A」、6kVA~50kVA未満の契約を「従量電灯B」と表記しているといった違いがあるので、プランを確認する際は注意してください。
電気料金を節約するなら契約会社の見直しがおすすめ



従量電灯B・Cのどちらを契約している場合でも、基本的な節約方法に違いはありません。
ここからは、従量電灯プランにおける一般的な電気料金の節約方法と、契約見直しによる節約のポイント・おすすめ新電力について解説していきます。
一般的な電気料金の節約方法
従量電灯プランにおける一般的な電気料金の節約方法は以下の通りです。
| 電気代の節約ポイント | 具体策 |
|---|---|
| 待機電力を減らす | 使っていない家電製品のコンセントを抜く 等 |
| 電化製品の手入れ | エアコンフィルターの掃除 等 |
| 設定温度の調整 | エアコンの設定温度を環境省の推奨値に合わせる(冷房28度・暖房20度) 等 |
| 古い家電の買い替え | 電力消費の激しい旧式家電から、節約を意識したエコ家電に買い替える 等 |
電力自由化に伴う選択肢の拡大
電気料金を根本から安くしたいという場合は、電力プラン・契約会社の見直しによる節約がおすすめです。
これまでは中部電力ミライズをはじめとする大手電力会社が電気契約を独占していましたが、2016年に電力自由化が認められて以降は、多くの新電力会社から自由に契約先を選べるようになりました。
よりライフスタイルに適した料金プランの契約が可能となったことで、電気料金の節約やポイント還元による利便性向上等が期待されています。
おすすめの新電力【Pintでんき】
「PinTでんき」は東京電力のグループ会社が運営する新電力会社で、「Pintでんき」および「Pintガス」・「TEPCOひかり」(インターネット接続サービス)の3つのサービスを展開しています。
それぞれの契約状況に応じて月々最大7%の割引を受けられる他、割引対象となる金額の中に「燃料費調整額」も含まれる点が、他の新電力と比較したPinTでんきの違いです。
他社の場合、せっかく安いプランを契約しても、燃料費調整額の増額によって最終的な金額があまり変わりないというケースも少なくありません。
一方Pintでんきであれば、燃料費調整額も含めた金額から割引が行われるため、どのようなケースでも”必ず電気代が安くなる”というのが大きな違いです。
近年は燃料費調整額が高騰傾向にあるため、月々の電気代が高くなったとお困りの方はぜひPinTでんきへの切り替えをご検討ください。
PinTでんきのサービス概要は以下の通りです。
| 特徴 | 割引対象となる金額に燃料費調整額まで含まれる |
|---|---|
| 対応エリア | 全国 |
| 基本料金 | 286.00円(10A)~1,716.00円(60A) ※東京電力エリアの場合 |
| 電力量料金 | 第1段階(~120kWh):19.88円/第2段階(121~300kWh):26.48円/第3段階料金(301kWh~):30.57円 ※東京電力エリアの場合 |
| 割引サービス | アカウント割 |
| 主なプラン | PinTでんきA・PinTでんきB・PinTでんきC・PinTでんき動力 |
| 支払い方法 | 口座振替・クレジットカード・払込票・SMSスマート決済 |
| 違約金・事務手数料 | なし |



従量電灯B・Cの違いと節約方法まとめ



- 従量電灯Bは10A~60Aを契約容量とする電力プランで、主に一般家庭で契約されている
- 従量電灯Cは6kVA~50kVAを契約容量とする電力プランで、電気使用量の多い家庭や商店・事務所等で契約されているといった違いがある
- 従量電灯B・Cのどちらを契約している場合でも、新電力に契約を切り替えることで料金を節約できる可能性が高い
家計の最適化を図るには、電気料金のように毎月発生する固定料金を定期的に見直すことが大切です。
PinTでんきであれば月々の電気料金を“必ず”安くすることができるため、現在の従量電灯B・Cの使用料金が高いと感じている方はぜひ切り替えを検討してみてください。














