【東京電力】従量電灯B・スタンダードSのプランの違いや選び方を解説
  • URLをコピーしました!

東京電力の従量電灯B・スタンダードSプランを徹底比較

  1. PinTでんきは5月のご請求分(4月検針分)から料金体系が改定となっています。
    詳しくは株式会社PinTからの料金改定のお知らせについてをご確認ください。
  2. 記事記載の時期と内容が異なる場合もございますので、
    最新の料金改定はこちらでご確認ください。
  3. ご使用量によっては、各一般電気事業者(電力会社)より安くならない場合もございますので、
    ご注意ください。

東京電力では、従来の「従量電灯B・C」に代わるプランとして「プレミアムS・L」「スタンダードS・L」「夜トク8・12」といったプランの提供を行っています。

契約者のライフスタイルに合わせてより細分化されたこれらのプランですが、従量電灯B・Cとは具体的にどのような違いがあるのでしょうか。

この記事では、料金体系が特に似ている「従量電灯B」と「スタンダードS」に着目し、それぞれの違いや選び方のポイントを解説していきます。

力の家庭用プラン「従量電灯B」と「スタンダードS」の違い

力の家庭用プラン「従量電灯B」と「スタンダードS」の違い

まずは、東京電力が提供する「従量電灯B」および「スタンダードS」プランの主な違いについて詳しく見ていきましょう。

違い①口座振替割引があるかどうか

従量電灯BプランとスタンダードSプランの1つ目の違いは、口座振替を選択した場合に割引を受けられるかどうかという点です。

東京電力では、従量電灯Bプランを口座振替で契約した場合に、毎月の電気料金から55円が割引される仕組みとなっており、通常よりも電気料金が安くなるという特徴があります。

一方新設されたスタンダードSプランの場合、口座振替の選択は可能となっているものの、口座振替による割引を受けることはできません。

違い②ポイント付与を受けられるかどうか

従量電灯BプランとスタンダードSプランの2つ目の違いは、ポイント特典を受けられるかどうかという点です。

東京電力では、スタンダードSプランを契約した場合に、会員向けサイト「くらしTEPCO web」へのログインやアンケート回答によるポイント特典を受けられる仕組みとなっています。

貯まったポイントはT-POINTやPontaポイント、Amazonギフト券等への交換が可能なため、電気料金に限らず様々なサービスで割引を受けることができます。

一方従量電灯Bプランの場合は口座振替による直接的な割引のみで、ポイント特典を受け取ることはできません。

違い③無料のかけつけサービスを利用できるかどうか

従量電灯BプランとスタンダードSプランの3つ目の違いは、プランの中に「生活かけつけサービス」が含まれるかどうかという点です。

「生活かけつけサービス」とは、生活の中で生じる様々なトラブルをサポートする東京電力独自のサービスのことで、例えば以下のようなケースで相談が可能です。

  • 停電時の点検、調査、応急処置(停電原因のブレーカー・コンセント・スイッチの取替工事を含む)
  • 蛇口、給排水管の水漏れ修理
  • シンク、浴室、洗面、トイレ、
  • 洗濯機用・排水のつまり除去
  • カランやシャワーヘッド・ホースの水漏れ修理
  • トイレの排水つまり、トイレの水が止まらない
  • 玄関、勝手口等、建物に出入りする扉の開錠または破錠作業
  • シリンダーの取付
  • 破損ガラスの除去
  • 養生作業または単板ガラスへの交換作業 等

こちらは通常月額330円(税込)のサービスですが、スタンダードSプランを契約した場合は無料で利用することができます。

違い④燃料費調整額の上限が設けられているかどうか

従量電灯BプランとスタンダードSプランの3つ目の違いは、燃料費調整額に上限が設けられているかどうかという点です。

燃料費調整額とは、電力の原材料(原油・石炭・LNG(液化天然ガス))の価格変動に応じて算出される調整額のことで、毎月の電気料金に加減される仕組みとなっています。

従量電灯Bプランの場合は加算される変動幅に上限が設けられていますが、スタンダードSプランの場合は上限が設定されていません。

そのため、燃料価格が高騰した場合には、スタンダードSプランの方が燃料費調整額が高くなる可能性があるという点には注意が必要となります。

従量電灯BとスタンダードSはどっちがお得?

従量電灯BとスタンダードSはどっちがお得?

続いて、従量電灯BとスタンダードSのどちらを契約すべきか?という点を解説していきます。

基本的な電気料金はほとんど変わらない

従量電灯BとスタンダードSの基本料金および電力量料金の単価はそれぞれ以下の通りです。

基本料金

区分 単位 スタンダードS 従量電灯B
10A 1契約 286円00銭 286円00銭
15A 429円00銭 429円00銭
20A 572円00銭 572円00銭
30A 858円00銭 858円00銭
40A 1144円00銭 1144円00銭
50A 1430円00銭 1430円00銭
60A 1716円00銭 1716円00銭

電力量料金

区分 単位 スタンダードS 従量電灯B
~120kWh 1kWh 19円88銭 19円88銭
121kWh〜300kWh 26円46銭 26円48銭
301kWh〜 30円57銭 30円57銭

従量電灯BとスタンダードSは、121kWh~300kWhの区分における電力量料金単価を除き、基本的に同価格が設定されています。

このことから、電気料金の部分に関してはどちらを契約しても大きな差はないと言えるでしょう。

従量電灯Bの方がお得になるケース

従量電灯Bプランの契約がお得になる主なケースは以下の通りです。

  • 口座振替による支払いを選択した場合
  • 燃料価格が異常に高騰した場合

口座振替による電気料金の割引は従量電灯Bのみのサービスとなるため、クレジットカードではなく口座振替で支払いたいという場合は従量電灯Bの方が料金を抑えられる可能性があります。

また近年は液化天然ガスの高騰や寒波に伴う電力需要の増加、またロシア・ウクライナ情勢の影響等により、燃料費調整額の高騰が予想されています。

燃料費調整額は個人でコントロールできる料金ではないため、価格が高騰した場合は一時的に従量電灯Bを契約するといった対策が求められるでしょう。

スタンダードSの方がお得になるケース

スタンダードSプランの契約がお得になる主なケースは以下の通りです。

  • クレジットカードによる支払いを選択した場合
  • 何らかのトラブルで生活かけつけサービスを利用した場合

クレジットカード支払いの場合、従量電灯BとスタンダードSのどちらを契約しても料金は変わりません。

ただしスタンダードSの場合は121kWh~300kWh帯の電力量料金単価が従量電灯Bより安いため、口座振替割引を利用しないのであればスタンダードSの方がお得です。

また生活かけつけサービスを1度でも利用する機会がある場合は、無料で付属するスタンダードSにメリットがあると言えるでしょう。

電気料金をより安くするなら“新電力”がおすすめ

電気料金をより安くするなら“新電力”がおすすめ
従量電灯B・スタンダードSのどちらにしても電気料金が高いと感じる場合は、東京電力以外の新電力へ契約を切り替えることも検討してみましょう。

ここからは、電気料金が安くなると話題の新電力「PinTでんき」の特徴や料金プランを紹介していきます。

新電力とは?切り替えのメリット

新電力とは、2016年の電力自由化以降に電気事業へ参入した事業者のことで、現在その数は500を超えると言われています。

自由化以前は東京電力をはじめとする各エリアの大手電力会社が電力供給を独占していましたが、自由化以降は新電力を含むすべての電力会社から自由に契約先を選べるようになりました。

ライフスタイルに合わせた料金プランの契約が可能となったことで、電気料金の節約やポイント還元による利便性向上等、様々なメリットが期待されています。

pintでんき

おすすめの新電力【Pintでんき】

おすすめの新電力【Pintでんき】

Pintでんきの特徴

PinTでんきとは、東京電力のグループ会社が運営する注目の新電力会社で、主な特徴は以下の通りです。

アカウント割引のサービス

PinTでは「PinTでんき」・「PinTガス」・「TEPCOひかり」(インターネット接続サービス)の3つのサービスを提供しており、それぞれの契約内容に応じて月々最大7%の割引を受けることができます。

PinTでんきのアカウント割引の割引率は以下の通りです。

サービス料金合計額 割引率
5,000円までの1円につき 1%
5,000円をこえ20,000円までの1円につき 3%
20,000円をこえ50,000円までの1円につき 5%
50,000円をこえる1円につき 7%

またアカウント割引の特徴として、対象料金に「燃料費調整額」が含まれるという点が挙げられます。

燃料費調整額を含めた金額から割引が行われることで、燃料費調整額が高騰した場合でも”必ず電気料金が安くなる”のがPinTでんきの魅力です。

切り替えに伴う手数料は一切ナシ

PinTでんきは切り替え手続きや解約に伴う手数料が0円のため、気軽に切り替えを試せる点もメリットです。

また申し込みから利用開始までの全ての手続きをWeb上で行えるようになっており、店舗への来店や工事の立会いといった手間も必要ありません。

Pintでんきの従量電灯Bプラン(東京エリア)

東京電力の従量電灯B・スタンダードSに相当するプランとして、PinTでんきでは「PinTでんきB」が提供されています。

PinTでんきBプランの料金は以下の通りです。

基本料金

区分 単位 単価
10A 1契約 286.00円
15A 429.00円
20A 572.00円
30A 858.00円
40A 1,144.00円
50A 1,430.00円
60A 1,716.00円

電力量料金

区分 単位 単価
~120kWh 1kWh 19.88円
121kWh〜300kWh 26.48円
301kWh〜 30.57円

PinTでんきBは一人暮らしからファミリーまで幅広いお客さま向けのプランとなっています。

この他、従量電灯Cに相当する「PinTでんきC」プラン、また低圧電力(動力)を使用するお客さま向けの「PinTでんき動力」プラン等を提供しています。

PinTでんきのサービス概要

PinTでんきのサービス概要は以下の通りです。

特徴 割引対象となる金額に燃料費調整額まで含まれる
対応エリア 全国
基本料金 286.00円(10A)~1,716.00円(60A)
※東京電力エリアの場合
電力量料金 第1段階(~120kWh):19.88円/
第2段階(121~300kWh):26.48円/
第3段階料金(301kWh~):30.57円
※東京電力エリアの場合
割引サービス アカウント割
主なプラン PinTでんきA(東京電力エリアは提供なし)
・PinTでんきB・PinTでんきC・PinTでんき動力
支払い方法 口座振替・クレジットカード・
払込票・SMSスマート決済
違約金・事務手数料 なし
pintでんき

記事まとめ

記事まとめ

  • 東京電力の従量電灯BとスタンダードSには、ポイント特典の有無やオプションサービスの有無といった違いがある
  • 燃料費調整額が異常に高騰した場合等を除き、基本的にはスタンダードSプランがおすすめ
  • より安定的に電気料金を抑えるなら、東京電力から新電力に切り替えるという方法も1つ

東京電力では従量電灯Bに代わるプランとしてスタンダードSを提供していますが、基本的な料金体系は変わらないため、必ずしも電気料金が安くなるというものではありません。

電気料金を安くしたい場合は新電力への切り替えが効果的ですので、従量電灯BまたはスタンダードSを契約中の方で、月々の電気料金が高いとお悩みの場合は、一度契約内容の見直し・適正化を実施してみましょう。
pintでんき